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父のビリヤード川柳  2 
○  化粧した  赤玉に白   惚れ直し

(昔の球は象牙で出来ていて赤玉は時々染め直しました。)

○  新調が  気になる背広  球を撞き

○  愛球家  知らぬ顔なり  世界的

  (昔、小方プロがアルゼンチンで優勝したそうです)

○  女人とて  球を撞きたし  高野山

  (昔は男性がほとんどでした)

○  ハイキング  玉屋の小路を  通り過ぎ

○  プロとアマ  もうけるつかふの  心なり

○  セリ球の  リズムにのった  美しさ

  (球を散らさずに細かく撞く技)

○  のびちじみ  悪い台なり  天狗さま

  (台は天候、手入れの状態、羅紗の張り具合で伸びたり縮んだりする
   のを上手な方は台の文句は言わずに台に合わせて撞かれる)

○  撞いた球  それゆけ走れ  又当たれ

○  ゲーム採る  声なつかしい  風物詩

  (その当時はまだカウントをゲーム採りが採っていた)

○  ゲーム採り  十一からは  日本語で

○  採点も  お客の方が  上手くなり
  
  (ぼちぼち相手採りになってきた)

○  春風が  玉屋の窓を  少し開け
by yasuna-club | 2009-05-19 19:48 | 千代さん語録
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