いつも病院に行くとリハビリの時間になり誰もいない部屋で
ベットの周りをかたづけたりお茶の用意をしていたのですが
気をきかしてくれたのか最近はリハビリが終わっています。
私の顔を見ると嬉しそうに笑ってくれます。
看護婦さんが部屋に入ると目が合うと必ず笑顔で返します。
すると看護婦さんが「笑顔につられて笑ってしもたわ!」と
照れて云われました。
千代さんの笑顔がまだ健在です。
周りの方はほとんどカーテンを閉め切り暗い部屋がますます
暗くなっていましたが千代さんはカーテンを閉めたがりません。
心も周りも暗いのが苦手なようです。